外貨投資
退職金運用・老後の資産運用に当たってはさまざまなリスクを想定しておくことが必要です。
インフレの到来を考慮しておくことももちろんですが、もうひとつは「円安」のことも考えておかなければなりません。
国際的な市場の中で、つねに為替の変動はありますが、「円安」になると、たとえ元本が保証されていても日本円で持っている資産は目減りしてしまいます。
もし、円安が長期間に及べば、年金やそれまでの預貯金などの資産を取り崩して生活している老後世代には、非常に厳しい影響があります。
退職金の運用や老後の資産運用を考える場合には、「円安」リスクを回避するためにも、外貨に対する投資や外貨商品で運用も組み合わせておきたいものです。
日本円だけでなく外貨にも資産を分散することで、円安やインフレに対するリスクの影響を少なくすることができます。
また、世界一金利の低い日本円からみれば、多くの外貨は高金利通貨です。日本円を運用するよりも多くの利息が期待でします。
ただし、「円高」の方向に為替が進行すれば、外貨で運用している資産は目減りしてしまうという点は、充分考慮した運用を考えたいものです。
外貨に対する投資には、次のようなものがあります。
●外貨預金
日本円を外貨に変え、預金する商品です。外貨での資産運用として、もっとも有名かもしれません。
ただし、為替手数料などがかなり割高な印象を受ける金融商品です。
預金ですから一応、元本保証ですが、為替変動によっては元本割れも充分ありえます。これは、外貨建ての金融商品の宿命ですね。もちろん、為替変動によって大きく資産が増える可能性もあるわけですが...
●外貨MMF
外貨建ての投資信託です。おもに外貨で公社債などに投資しますから、比較的リスクも少ない金融商品になります。
外貨預金を違い、元本保証であありませんが、一面では外貨預金よりも安全性が高く、利回りも高い商品です。
手数料のコストや安全性、流動性などを考慮すれば、外貨預金よりも外貨MMFのほうがメリットが多いかもしれません。
●FX(外国為替証拠金取引)
外貨投資で人気の高い投資がFX(外国為替証拠金取引)です。
人気の理由は、高い収益が望めることですが、同時にとてもリスクの高い投資でもあります。
退職金の運用法としては、あまりにもリスクの高い取引ですが、資産に余裕があればチャレンジしてもいいかもしれません。現に定年退職後の年金受給者の中にも、FXで大きな利益を上げている人も少なくないようです。
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