長期運用と流動性の確保
退職金には、これから何十年間もの期間、老後を経済的に支えていく役割があります。
そこで退職金を運用する上で大切なのが「長期運用」を「流動性の確保」です。
まず、長期運用について。
60歳定年で退職金を受け取った場合、その後60代、70代、80代と老後を過ごしていくわけです。もっと長生きするかもしれませんね。
そこで大切な視点が「長期運用」です。その間のインフレで資産が目減りしないような、運用益がしっかりと出てくる金融商品に投資しておきたいものです。
また、老後の退職金には、取り崩して生活費として使う役割もあります。退職金を生活費として考えた場合、大切なのは「流動性の確保」です。
つまり、必要なときに必要な金額を引き出せるようにしておく必要があります。
ただし、運用益が多い長期運用向きの金融商品は、流動性におとるものがほとんどです。
すぐに引き出せない(解約できない)から、運用益もしっかりとつく商品が多いはずです。
そこで退職金の運用にあたっては、70代、80代に備えて運用・投資しておく資産と、当面の生活費として簡単に引き出せるようにしておく資金をわけておくことが必要になります。
つまり、退職金の全額を定期預金、全額を国債など債券、全額を投資信託...
このような退職金の運用は良くないわけです。
老後の資産運用にあたっては、今後のライフスタイルの変化や、その時期の必要な生活費、いざというときの準備、そうしたことをしっかりと考えておく必要があります。
関連カテゴリー: 退職金の上手な運用法